接客英会話

レストランで使える英会話(飲食業向け英会話)

レストランでの接客は、飲食業の中でも特に幅広い対応が求められるジャンルです。お客様の来店から案内、注文、料理の提供、会計、そして見送りまで、一連の流れを英語で行う場面が少なくありません。

特に外国人観光客が多い地域では、「予約の有無を確認する」「料理の内容やアレルギーの説明をする」「支払い方法を案内する」など、英語での対応が必要になるシーンが頻繁にあります。


例えば、「予約していませんが入れますか?」「おすすめ料理は何ですか?」「ベジタリアンメニューはありますか?」といった質問は、外国人のお客様からよく聞かれる内容です。

この記事では、そうしたよくある場面に応じた自然な英会話フレーズを紹介し、初心者スタッフでも安心して使えるよう丁寧に解説します。

よくあるシーン別英会話フレーズ

入店・案内時

  • いらっしゃいませ。ご予約はございますか?
    “Welcome! Do you have a reservation?”
  • 何名様ですか?
    “How many people are in your party?”
  • こちらの席へどうぞ。
    “Please follow me. This way, please.”
  • 少々お待ちください。
    “Could you wait a moment, please?”

注文を取るとき

  • ご注文はお決まりでしょうか?
    “Are you ready to order?”
  • こちらが本日のおすすめです。
    “Today’s special is this one.”
  • アレルギーはございますか?
    “Do you have any food allergies?”
  • お肉の焼き加減はいかがなさいますか?
    “How would you like your steak cooked?”
  • 追加のお飲み物はいかがですか?
    “Would you like another drink?”

提供・確認のとき

  • お待たせしました。チキンカレーです。
    “Here is your chicken curry. Thank you for waiting.”
  • ほかに必要なものはございますか?
    “Is there anything else you need?”
  • お料理はいかがですか?
    “How is everything?”
  • ご注文通りでしょうか?
    “Is everything correct with your order?”

会計・見送りのとき

  • お会計はこちらでよろしいですか?
    “Would you like to pay here or at the cashier?”
  • ご一緒でお支払いですか?別々になさいますか?
    “Would you like to pay together or separately?”
  • 合計で○○円です。
    “The total is ○○ yen.”
  • ありがとうございました。またのお越しをお待ちしております。
    “Thank you very much. We look forward to seeing you again.”

ワンランク上の接客ポイント

レストランでは、基本的なやり取りだけでなく、プラスアルファの対応ができるとお客様の満足度がぐっと高まります。例えば、おすすめメニューを紹介する際には、

  • “This pasta is very popular among our guests.”(こちらのパスタはとても人気があります)
    と一言添えるだけで説得力が増します。
    また、食べ方やソースの使い方を説明すると、外国人のお客様にとって親切な接客になります。
  • “This sauce is for dipping the meat.”(このソースはお肉につけてお召し上がりください)
    さらに、ワインやドリンクとのペアリングを提案するのも効果的です。
  • “This wine goes well with beef dishes.”(このワインは牛肉料理によく合います)

こうした表現を使うことで、単なる「注文を受けるスタッフ」から「お客様を楽しませるスタッフ」へと一歩成長できます。

よくある質問&トラブル対応Q&A

Q1: 「ベジタリアン向けのメニューはありますか?」と聞かれたら?
「Yes, we have a vegetable pasta and a salad.(はい、野菜のパスタとサラダがございます)」のように、必ず「何がベジタリアン対応なのか」を具体的に伝えましょう。曖昧に “Yes, we have.” だけだと不親切に感じられることがあります。
「グルテンフリーの料理はありますか?」と聞かれたら?
「Yes, this risotto is gluten-free.(はい、こちらのリゾットはグルテンフリーです)」のように答えます。
食事制限に関する質問は安全面にも関わります。自信がない場合は “I’ll check with the kitchen.”(キッチンに確認します)と伝えるのが安心です。
「料理がまだ来ていない」と言われたら?
「I’m sorry. I’ll check right away.(申し訳ございません。すぐに確認いたします)」と謝罪のあとに必ず行動を伝えるのが重要です。単に “Sorry.” で終わるより安心感を与えられます。
「チップは必要ですか?」と聞かれたら?
「Tipping is not required, but it’s appreciated.(チップは必須ではありませんが、いただけるとありがたいです)」と答えましょう。
日本では不要ですが、外国人には文化の違いがわかりにくい点です。笑顔で丁寧に答えることで安心していただけます。

まとめ:すぐに使える表現と覚え方

レストランでの接客英会話は、場面ごとに決まったフレーズを覚えておくと安心です。

「Do you have a reservation?(ご予約はございますか?)」「How would you like your steak cooked?(ステーキの焼き加減はいかがなさいますか?)」など、よく使う表現は短くシンプルです。難しい英語を使わなくても、笑顔と基本のフレーズがあれば十分に伝わります。


この記事で紹介した表現を繰り返し声に出して練習し、実際の接客で少しずつ使っていくことが大切です。初心者スタッフでも、基本を押さえれば外国人のお客様に自信を持って対応できるようになります。

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