「お返事お待ちしております」は、ビジネスメールでよく使う表現の1つではないでしょうか。英語でメールをする場合、どのように伝えれば良いのでしょうか。本記事では、メールの返事をもらうための英語表現をご紹介します。
「お返事お待ちしております」は英語でなんて言う?
「お返事お待ちしております」の定番表現を3つご紹介します。3つとも、ビジネスメールでよく使われるものです。
① I look forward to hearing from you.
I look forward to hearing from you.
(ご連絡をお待ちしています。)
I look forward to hearing from you.は、直訳すると「あなたから聞くことを楽しみにしています」という意味です。
この文章を見て、「toの後ろは動詞の原形にするので、to hearではないのか」と疑問に思った方もいるのではないでしょうか。
look forward toは、後ろの動詞をing形(動名詞)にします。なぜなら、look forward toのtoは、不定詞のtoではなく、前置詞として使われているからです。
前置詞の後ろには、名詞が続きますので、動詞にingをつけて動名詞にします。
② I look forward to your reply / response.
I look forward to your reply / response.
(ご連絡をお待ちしています。)
I look forward to your reply.と、I look forward to your response.は、同じ意味で、直訳すると「あなたの返事を楽しみにしています」となります。
replyもresponseも、どちらも「返答・応答」という意味の単語です。
③ I hope to hear from you.
I hope to hear from you.
(ご連絡をお待ちしています。)
I hope to hear from you.は直訳すると、「あなたから聞くことを望んでいます」となります。
主語のIを省略して、Hope to hear from you.と表現することもできます。Iを省略すると、少しカジュアルな印象になります。
hope toのtoは、不定詞のtoなので後ろの動詞は原形にします。
早く返事がほしいときの英語表現
「早く返事がほしい」と伝えたいときは、どのように表現すればよいでしょうか。特にクライアント相手ですと、言いづらいなと感じる方もいるかもしれません。
ビジネスシーンで使える、失礼にあたらない表現を3つご紹介します。
① I would appreciate it if you could reply as soon as possible.
I would appreciate it if you could reply as soon as possible.
(できるだけ早くお返事いただけると幸いです。)
I would appreciate it if you could~.は「あなたが~してくれると幸いです」という意味です。couldの後ろには、してほしいことの動詞を置きます。
少し長いですが、応用が利く便利な表現です。
例えば、could以下の文章を変えることで、下記のように使うことができます。
(請求書をできるだけ早く送っていただけると幸いです。)
(そのメールをもう一度送って頂けると幸いです。)
② I would be grateful for your prompt reply.
I would be grateful for your prompt reply.
(早急にお返事いただけると幸いです。)
I would be grateful for your prompt reply.は、直訳すると「あなたの迅速な返事をありがたく思います」という意味になります。
gratefulは、「感謝している、ありがたく思う」という意味で、prompt replyは「迅速な返事」という意味です。
③ Your prompt reply would be appreciated.
Your prompt reply would be appreciated.
(迅速なご返事いただけますと幸いです。)
Your prompt reply would be appreciated.は、直訳すると「あなたの迅速な返事は感謝されます」となります。
日本語に訳すと、少し変な感じがするかもしれませんが、ビジネスメールで使われる定番の表現です。
期日までに返事がほしいときの英語表現
相手に明確に期日を伝えないと、返事がなかなか来ないことがあります。
「明日までに返事がほしい」「今週中に返事がほしい」など、具体的に返信期限を設ける場合の表現方法をご紹介します。
① I would appreciate it if you could reply by 〇〇.
I would appreciate it if you could reply by tomorrow.
(明日までにお返事いただけると幸いです。)
I would appreciate it if you could~.は「あなたが~してくれると幸いです」という意味です。
期日を設ける場合はby 〇〇を使います。
- by tomorrow(明日まで)
- by Friday(金曜日まで)
- by the end of today(今日まで)
- by the end of this week(今週末まで)
- by the end of this month(今月末まで)
- by April 15 (4月15日まで)
② Would you please reply to me by〇〇?
Would you please reply to me by tomorrow?
(明日までにお返事いただけますでしょうか。)
Would you~?は「~してくれませんか」と、相手に依頼するときに使う表現です。pleaseをつけることで、さらに丁寧な印象になります。
期限はby 〇〇を使い、「〇〇まで」と表します。
返事を催促するときの英語表現
相手からメールの返事がこなくて、困った経験はありませんか。
そんなときは、リマインドメールを送ります。リマインドメールとは、以前伝えたことを相手に再確認してもらうためのメールのことです。
Reminder : 以前のメールの件名
リマインドメールを送るときは、件名にReminder:を付け加えます。
後ろには、以前送ったメールの件名が続きます。
件名にReminderと書くことで、相手がすぐにリマインドメールだと気づくことができます。
メールを催促する英語表現をご紹介します。
① This is just a friendly reminder that~.
This is just a friendly reminder that I am waiting for your reply.
(返信をお待ちしていることを念のためお知らせいたします。)
This is just a friendly reminder that~は、「~を念のためお知らせします」という表現です。
reminderは、「思い出させるもの」という意味です。
that以下の文章を変えることで、様々なシーンで使うことができます。
(見積書をお待ちしていることを、念のためお知らせいたします。)
(請求書番号1234のお支払いをいただけていないことを、念のためお知らせいたします。)
② I would appreciate if you could reply to my email.
I would appreciate if you could reply to my email.
(私のメールに返信していただけると幸いです。)
丁寧に催促をするときの言い回しです。
reply toの後ろを変えることで、下記のような表現もできます。
(下記のメールに返信していただけると幸いです。)
(4月10日に送ったメールに返信していただけると幸いです。)
③ Have you had a chance to look over the email?
Have you had a chance to look over the email I sent the other day?
(先日送ったメールに目を通していただけましたか。)
Have you had a chance to~?は、直訳すると「~する機会はありましたか」になりますが、「~していただけましたか」という意味で使われます。
事前に頼んでおいたことを、相手がしてくれたかどうかを確認する表現です。
look overは「目を通す」という意味です。
the other day(先日)の部分を変えて、下記のように表現することもできます。
(昨日送ったメールに目を通していただけましたか。)
(4月10日に送ったメールに目を通していただけましたか。)
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本記事では、メールの返事をもらうための英語表現をご紹介しました。
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