飲食店では、週末やランチタイムなどの混雑時に、外国人のお客様へ待ち時間や混雑状況を英語で案内するシーンが多くあります。
「もう少しで席が空きます」「お名前を伺えますか?」「〇分ほどお待ちいただきます」など、丁寧に伝えられると、お客様も安心して待ってくださいます。
逆に、説明がうまくできないと不安を与えてしまうことも。この記事では、待ち時間や混雑時に役立つシンプルな接客英会話を紹介します。
初心者の方でもすぐに使える短いフレーズを中心にまとめましたので、そのまま暗記して実践してみましょう。
よくあるシーン別英会話フレーズ

待ち時間を伝える
- It will be about 15 minutes.
(15分ほどかかります。)
→「about」でおおよその時間を伝えられます。 - Please wait in line here.
(こちらに並んでお待ちください。) - Could you wait a moment, please?
(少々お待ちいただけますか?)
名前を伺う
- May I have your name, please?
(お名前を伺えますか?) - For how many people?
(何名様ですか?) - We’ll call your name when your table is ready.
(席のご用意ができましたらお名前をお呼びします。)
順番を案内する
- There are three groups ahead of you.
(お客様の前に3組いらっしゃいます。) - You are next.
(次はお客様です。) - Thank you for waiting. Your table is ready.
(お待たせいたしました。お席の準備ができました。)
満席・長時間待ちのとき
- I’m afraid it will take about 40 minutes.
(申し訳ありませんが、40分ほどかかります。) - We are fully booked at the moment.
(ただいま満席です。) - Would you like to wait, or come back later?
(お待ちになりますか、それとも後ほどいらっしゃいますか?)
ワンポイント
日本語と違い、英語では時間を「about 15 minutes」と具体的に数字で示す方がわかりやすく安心感を与えます。表情やジェスチャーも合わせると、さらに伝わりやすくなります。
ワンランク上の接客ポイント

混雑時はお客様もストレスを感じやすいため、「お待たせして申し訳ありません」という気持ちをしっかり伝えることが大切です。
英語では “Thank you for waiting.”(お待ちいただきありがとうございます)を自然に添えると好印象です。
また、待ち時間が長くなる場合は「なぜ待つのか」も説明できると安心感につながります。例えば “We are preparing your table.”(ただいまお席を準備しております)と理由を付け加えると丁寧です。
さらに、混雑が落ち着く時間帯を案内できると「配慮のあるお店」という印象を持っていただけます。混雑対応こそ、お店の信頼度が問われる場面。短いフレーズでも心を込めて伝えましょう。
よくある質問&トラブル対応Q&A
安全面や迷子防止のため、必要に応じて再確認するのもおすすめです。
まとめ:すぐに使える表現と覚え方
待ち時間の案内は「数字+minutes」を基本にすると、どの状況でも応用できます。
例:5分=five minutes、20分=twenty minutes
また、すぐに使える便利フレーズは次の3つです。
- “Please wait here.”(こちらでお待ちください)
- “It will be about 〇 minutes.”(〇分ほどかかります)
- “Thank you for waiting.”(お待ちいただきありがとうございます)
短い言葉ですが、安心感や信頼につながる大切な表現です。
緊張して言葉が出にくいときは、この3つだけでも覚えて使ってみましょう。繰り返し口に出して練習すると自然に出てくるようになりますよ。
ワールドトークでは飲食業向けの研修パッケージを提供しています

ワールドトークでは、飲食業の現場で役立つ英会話を短期間で習得できる研修パッケージをご用意しています。
講師は日本人が中心のため、「英語が苦手」「勉強が久しぶり」という方でも安心。
グループレッスンやマンツーマン形式に対応しており、実際の接客シーンを想定したロールプレイを通じて学べます。
特にインバウンド対応に力を入れたい店舗様におすすめで、まずは資料をダウンロードして、現場にぴったりの学習方法をチェックしてみてください。