お会計の場面は、接客の最後を締めくくる大切な瞬間です。
スムーズなやり取りと、気持ちのよい笑顔で送り出すことで、お客様の印象がぐっと良くなります。
特にインバウンドのお客様にとって、お会計がスムーズかどうかは、そのお店への満足度に大きく影響します。
「お会計は○○円です」「カードは使えますか?」「レシートはご入用ですか?」など、会話自体はシンプルですが、聞き取る力と伝える力の両方が求められる場面です。
今回は、会計時によく使う基本フレーズと、よくある質問・トラブルへの対応例を紹介します。
英語が苦手な方でも安心して使えるよう、丁寧に解説しますので、ぜひ現場で活用してください。
よくあるシーン別英会話フレーズ

1. お会計を案内する
日本語:お会計はレジでお願いします。
英語:Please pay at the register.
解説:「register」はレジのこと。「Please pay at the counter」でもOKです。
2. 合計金額を伝える
日本語:○○円です。
英語:That will be ○○ yen.
例:That will be 3,200 yen.(3,200円になります)
解説:「That will be ~」は会計で定番の表現。丁寧で自然な言い回しです。
3. 現金かカードかを確認する
日本語:現金ですか?カードですか?
英語:Cash or card?
解説:短くて使いやすい表現です。やや丁寧に言うなら「Would you like to pay by cash or card?」もOK。
4. クレジットカードでの支払い対応
日本語:こちらにカードをお願いします。
英語:Please insert or tap your card here.
解説:「insert(差し込む)」や「tap(タッチする)」など、支払機器に応じて使い分けます。
5. 領収書・レシートを渡す
日本語:レシートです。
英語:Here’s your receipt.
解説:「receipt(レシート)」は覚えておきたい単語です。
6. おつりを渡す
日本語:○○円のおつりです。
英語:Here’s your change: ○○ yen.
例:Here’s your change: 800 yen.(800円のおつりです)
7. 「ありがとうございました」とお見送り
日本語:ありがとうございました。またお越しください。
英語:Thank you very much. Please come again.
解説:「Please come again」は定番のお見送りフレーズ。丁寧で温かい印象を与えます。
ワンランク上の接客ポイント

お会計の場面では、「金額を正しく伝えること」だけでなく、相手のテンポに合わせた接客も大切です。
特に外国人のお客様は、支払い方法に迷っていたり、言葉が通じるか不安を感じていたりする場合があります。
そんなときは、ゆっくり、はっきりとした発音を意識するだけで、相手も安心してやり取りができます。
また、笑顔で「Have a nice day!(良い一日を!)」や「Hope to see you again!(またお越しください)」など、一言添えるだけで、お店の印象がグッと良くなります。
短くても心を込めた接客が、リピーターにつながる第一歩です。
よくある質問&トラブル対応Q&A
まとめ:すぐに使える表現と覚え方
会計時の英語は、シンプルで決まったパターンが多いため、初心者でも覚えやすいのが特徴です。まずはこの3つをしっかり覚えましょう:
- That will be ○○ yen.(○○円です)
- Cash or card?(現金ですか?カードですか?)
- Thank you very much. Please come again.(ありがとうございました。またお越しください)
これらは繰り返し練習することで自然に口から出るようになります。
接客の最後を気持ちよく締めくくるために、表情とトーンにも気を配りながら、明るく英語で送り出してみましょう。
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