英語コラム

「対応する」って英語でなんて言う?【パターン別の例文つき】

ビジネスの現場では、相手とのスムーズなコミュニケーションが重要です。
そのためには、相手の要望や問題に対応するスキルが必要になります。

「対応する」ことは、そのスキルの一つであり、英語でのビジネスコミュニケーションにおいて頻繁に使用される表現です。

そこで今回では、「対応する」にぴったりの英語フレーズビジネスで使える例文を紹介します。
これらのフレーズを覚えることで、相手とのコミュニケーションをよりスムーズに進めることができるようになります。

また例文を通して、実際のビジネスシーンでの活用法を理解することができるでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。

ビジネスシーンで役立つ!「対応する」の英語表現&例文

ビジネスシーンにて「対応する」と言いたい際、どのような英語表現が使えるのでしょうか。
ここでは、「対応する」を意味する英語表現をご紹介します。
また、ビジネスで使える例文もあわせてお伝えします。

handle

handleとは「取り扱う」という意味や、「対応する」という意味があります。
ビジネスシーンでは、商品やサービスを取り扱うときや、問題やクレームに対応する際などに使われます。

また、フォーマルなシーンのほか、カジュアルなシーンにも使える言葉です。
「指揮する」、「使いこなす」、「担当する」、「触れる」など、対応する以外にもさまざまな意味を持ちます。

【例文】

  • Could you handle the preparation of the report for the meeting tomorrow?
    (
    明日の会議のためのレポートの準備を担当してくれますか?)
  • She handles all the accounting tasks for the company.
    (
    彼女は会社のすべての会計業務を担当しています。)

deal with

deal withは、何かに対して「対処する」、「取り組む」、「処理する」、「扱う」などの意味を持ち、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの一つです。
主に問題に対応する際に使われます。

【例文】

  • I’ll deal with the customer complaint.
    (
    私が顧客のクレームを対応します。)
  • Our team has experience dealing with complex legal issues.
    (私たちのチームは、複雑な法的問題に対処する経験があります。)

cope with

cope withは、困難や課題などにうまく対処することを意味します。
具体的には、問題を理解し、必要な措置を講じて解決することや、ストレスやプレッシャーをうまく処理する、といったことを表現するときに用いられるフレーズです。

ビジネス分野では、プロジェクトが遅れたり、トラブルが発生したりした際などに使われます。
また、我慢しながら折り合いをつける、といったニュアンスがあるため、状況よっては他の表現を使った方が良い場合もあります。

【例文】

  • How do you cope with stress in the workplace?
    (職場でのストレスにどのように対処していますか?)
  • Our company is struggling to cope with the rapid changes in the market.
    (私たちの会社は、市場の急速な変化に対処することができずに苦戦しています。)

manage

manageは、問題を解決するために取るべき措置を考えたり、効率的に業務を遂行するための戦略を立てたりする際に使用されます。
また、「なんとか対応する」といったニュアンスが含まれます。

【例文】

  • I can manage this project on my own.
    (私が単独でこのプロジェクトを管理できます。)
  • She managed the customer complaint professionally.
    (彼女はプロの手法で顧客のクレームを処理しました。)

take care of

take care ofは、「世話をする」「面倒を見る」という意味を持つフレーズ。
何かを適切に扱う際や、問題や課題を解決するために対処する時などに使われます。
先ほどご紹介したdeal with と共に、ビジネスシーンで頻繁に使われる表現です。

【例文】

  • I will take care of the client’s complaints.
    (私が顧客のクレームを処理します。)
  • Can you take care of this project while I’m away on vacation next week?
    (来週、私が休暇中にこのプロジェクトを担当してくれますか?)

follow up

follow upとは、「後追い」や「フォローアップ」という意味があります。
ビジネスの場面では、あるプロジェクトや取引の進行状況を確認し、必要な対応を行う際などに使われます。

【例文】

  • I’ll follow up with the client after the meeting.
    (ミーティング後に顧客とフォローアップを行います。)
  • Don’t forget to follow up on the email you sent last week.
    (先週送ったメールのフォローアップを忘れないでください。)

treat

treatは、「対応する」「扱う」という意味を持ちます。
ビジネスシーンでは、お客様や同僚などを適切に扱う、といったことを表現する際などに用いられる言葉です。

【例文】

  • I always treat my colleagues with respect and kindness.
    (
    私は常に同僚を尊重し、親切に扱います。)
  • We need to treat our customers well to keep them coming back.
    (
    顧客にリピートしてもらうために、良い接客をする必要があります。)

「対応する」を意味する多様な英語表現を覚え、使いこなせるようになろう!

本記事では、問題に対応する際に使えるフレーズや、対応に関する例文を紹介し、ビジネス英語で自信を持って意見を表現するためのヒントを提供しました。

英語での「対応する」を意味する表現には多様なフレーズがあり、その使い分けが必要になります。

一つひとつの表現の意味、使う際に適切なシーンを頭に入れておき、状況に合う表現を使えるようにしておきましょう。

また、紹介した例文も確認し、実際のビジネスシーンでの活用法を理解しておくことも大切です。

いろいろな英語表現インプットし、自分自身のビジネス英語スキルを向上させ、ビジネス上でのコミュニケーション能力を高めましょう。

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