ビジネスシーンでよく登場する「現在確認中です…」という言葉。お客様やお取引先の方に伝える方も多いのではないでしょうか。
一方で、オンラインショッピングで個人情報を入力した後に「確認中…」という表示も出ます。
これらはどのように英語で表すことができるのでしょうか。例文を用いてご紹介いたします。
check:確認する、点検する
「チェックする」という時に使うお馴染みの動詞です。checkは動詞になりますので、確認中ということを表すには現在進行形のbe checking~にします。
ただ、カジュアルな印象があるのでビジネス現場では社内向けとして使うことや「スタッフに確認します」と言うように身内に使われます。
また、点検するという意味合いを持つので、故障個所や誤字脱字があるかどうかわからないから点検する…といった時の確認中に使うことができます。
●現在担当の者に確認中です。折り返しお電話致します。
We are currently checking with the person in charge. We call you back.
confirm:確認する
正しい情報であるかどうかを確認中であるというニュアンスです。checkとの違いは、確認する対象物が明確にあるかどうかを考えると分かりやすいです。例えば予約をした事実を確認することや入力内容が正しいかどうか確認中…とする時はconfirmを使います。
対して、checkは予約をする空席があるのか、入力する項目自体があるのかを確認したい時に使います。
confirmは「確認する」という動詞ですので、確認中という表現にするには現在進行形を使ってbe confirming~という風に表します。
一例にはなりますが、ネット通販の画面で入力が完了したときの表示として出ることもあります。
●(チケット購入サイトなどで個人情報を入力した後の表示で)確認中
Confirming…
●(メールで)上記の件は社内で確認中です。
The above matter is being confirmed internally.
確認中は、確認して欲しい件を待っている状態とも解釈できるので名詞のconfirmation(確認)を使って表現することも出来ます。
●先日確認中だった件について、その後、詳細は分かりましたか?
Have you received any further details about the matter that was under confirmation the other day?
To be confirmed(TBC):確認中
書類やメールにTBCと記載されていることがあります。これはto be confirmdeを略したもの。
「現在確認中の情報です」という項目に対して記載されていることもあるので覚えておくと瞬時に判断ができるので便利です。
●(イベントの延期の張り紙)開催日程は確認中
Dates to be confirmed.
相手に失礼のない対応もワールドトークなら学べる
今回は「確認中」に関する表現方法をご紹介いたしました。
「確認中です」の使用シーンを考えると、会話の相手がいて、自分は何か問い合わせを受けている状況が予想されます。その時にそっけなく「確認中です」と答えてしまうのと「●●の件については正確な回答を行うために担当者に確認中です」と対応があるのとでは感じる丁寧さや心地よさが異なります。
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会話で使いたいのか、ビジネスメールで使いたいのか。そんな状況を考慮した上で適切なフレーズを教えてくれますよ。
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