料理を提供するタイミングは、お客様との接点が多い大事なシーンです。
英語が苦手でも、笑顔と一言の英語フレーズで、好印象を残すことができます。
「お待たせしました」「こちらがお料理です」「お気をつけて」など、短いながらも丁寧な表現を知っておくだけで、接客の質がぐっと上がります。
また、お客様から「これは○○ですか?」「まだですか?」と聞かれることもあるため、質問にスムーズに答えられると安心です。
本記事では、初心者の方でも覚えやすい、料理提供時によく使う英会話フレーズを紹介します。
定番表現から、ちょっとした気配りの一言まで、すぐに現場で使える英語を厳選してご紹介します。
よくあるシーン別英会話フレーズ
1. 料理を提供するとき
日本語:お待たせしました。○○です。
英語:Here you go. / Here’s your ○○.
例:Here you go. Here’s your pasta.(お待たせしました。パスタになります)
解説:「Here you go(どうぞ)」+料理名で、自然に料理を出すことができます。
2. 全員分そろったか確認する
日本語:以上でご注文はすべておそろいですか?
英語:Is everything all right? / Is that everything you ordered? / Is that everything?
解説:「Is everything all right?」は「何か不足はありませんか?」の意味。確認や配慮を伝える便利なフレーズです。
3. 熱い料理を出すときの注意
日本語:お皿が熱いのでお気をつけください。
英語:The plate is hot. Please be careful.
解説:「Please be careful(お気をつけください)」はやさしい印象を与える表現です。
4. 遅れている料理について聞かれたとき
日本語:すぐに確認いたします。
英語:I’ll check on that right away.
解説:「check on」は「様子を確認する」という意味。丁寧かつ迅速な対応を印象づけられます。
5. お子様用の取り皿などを持っていくとき
日本語:取り皿をお持ちしました。
英語:Here’s a small plate for you.
解説:「Here’s 〜 for you」は、何かを提供するときの自然な表現です。
6. 特別な要望に対応したとき
日本語:○○なしでお作りしました。
英語:This is without ○○, as requested.
例:This is without onions, as requested.(ご希望通り、玉ねぎ抜きでご用意しました)
7. 料理がまだ届いていないときの説明
日本語:もう少々お待ちください。調理中です。
英語:It’s coming soon. It’s still being prepared.
解説:「It’s still being prepared(まだ準備中です)」という受け身表現が便利です。
ワンランク上の接客ポイント
料理を運ぶときは、お客様の期待が高まっている瞬間です。
だからこそ、フレーズだけでなく、気遣いの姿勢も大切にしたいところ。
おすすめは、料理名をはっきり伝えること。
「This is the chicken curry(こちらがチキンカレーです)」と一言添えるだけで、お客様も自分のオーダーが合っているかをすぐに確認できます。また、すべての料理がそろったときは「Enjoy your meal!(お食事をお楽しみください)」と一言添えると、プロフェッショナルな印象に。
声かけのタイミングやトーンも含めて、練習しておくと本番で自然に出せるようになります。

よくある質問&トラブル対応Q&A
料理を間違えて出してしまったとき、何と言えばいい?
「I’m so sorry. I brought the wrong dish. I’ll take care of it right away.(申し訳ありません、間違えてしまいました。すぐに対応します)」と誠意をもって伝えましょう。
料理の名前が聞き取れなかったときは?
「Could you say that again, please?(もう一度言っていただけますか?)」で丁寧に聞き返しましょう。ゆっくり言い直してくれるお客様が多いです。
料理の到着が遅く、クレームを受けたときは?
「I’m very sorry for the delay. I’ll check with the kitchen right away.(遅くなり申し訳ありません。すぐにキッチンに確認します)」で、スピード感と誠意を伝えましょう。
まとめ(すぐに使える表現と覚え方)
料理の提供時に必要な英語は、短く、丁寧に、わかりやすくが基本です。まず覚えておきたいのは以下の3つ:
- Here you are. This is the ○○.(こちら○○になります)
- The plate is hot. Please be careful.(お皿が熱いのでお気をつけください)
- I’ll check on that right away.(すぐに確認します)
これらはほとんどのシーンで活用できる便利なフレーズです。
練習のコツは、「料理名を声に出して言ってみる」こと。
自分の店のメニューに置き換えて、実際の場面をイメージして練習すると、記憶に残りやすくなります。
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